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せれみセレナC28、燃費は本当のところどうなの?
カタログ値だけを見て期待して買ったのに、実際に乗り始めたら思ったより数字が伸びない、という声を検索していてこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
筆者は2026年5月にC28セレナ e-POWER ハイウェイスターVを契約し、C26前期型からの乗り換えとして実際に納車を受けたオーナーです。
- セレナC28のカタログ燃費(WLTCモード)とオーナー実測燃費の具体的な数値
- カタログ値と実燃費に差が出る4つの要因
- 街乗り・高速・積載量など条件別の燃費の違い(継続計測中)
- ライバル車(ステップワゴン/ヴォクシー・ノア)との燃費比較
- 筆者が実際に試している燃費改善の工夫
この記事では、カタログ燃費と筆者自身の実測データの差を数字で率直に示したうえで、なぜその差が生まれるのかを構造的に解説します。
この記事を書いている人
本ブログ「C28ハイウェイスターV研究所」は、実際にC28セレナのハイウェイスターV(e-POWER)を所有するオーナー本人が運営しています。
- 車種:日産セレナC28 e-POWER ハイウェイスターV(車体色シルバー系)
- 2026年4月に契約、C26前期型(走行距離13万km超)からの乗り換え
- 主な用途:通勤と釣り。街乗り中心で高速道路は月1回程度、釣り道具を常時約20kg積載
- 運転者の体格:身長約190cm
- この記事のデータ時点:納車から約3週間・走行距離約300km
結論|セレナC28の実燃費はカタログ値よりどれくらい落ちる?


先に結論からお伝えすると、筆者のセレナC28 e-POWER(ハイウェイスターV)は、カタログ値(WLTCモード19.3km/L)に対し、納車3週間・約300km走行時点の実燃費は約10.3km/L前後でした。
カタログ比でおよそ5割強という水準で、正直なところ筆者自身が事前に見込んでいた11km/Lという目標にも届いていません。
これはあくまで納車直後・走行距離がまだ浅い1回目の記録です。この記事は今後1ヶ月・3ヶ月・半年・1年後と継続計測し、数値を更新していく前提のレポートとして運用します。
より詳しい試乗・使い勝手の総合的なレビューは、こちらの記事にまとめています。


セレナC28のカタログ燃費(WLTCモード)はどれくらい?グレード・駆動方式別


e-POWER(ハイウェイスターV)とガソリン車のWLTCモード燃費比較
まずは公式のカタログ燃費を整理しておきます。
セレナC28は駆動方式によってWLTCモード燃費が大きく異なり、e-POWER(ハイウェイスターV)は19.3km/L、ガソリン車は13.0km/Lとされています。
| 駆動方式・グレード | WLTCモード燃費(カタログ値) |
|---|---|
| e-POWER(ハイウェイスターV) | 19.3km/L |
| ガソリン車 | 13.0km/L |
単純比較でも、e-POWERはガソリン車より5割近く優れたカタログ数値になっていることが分かります。
数値の出典と信頼性について
この数値は筆者の推測ではなく、日産公式のスペックシートに記載された参考値です。
WLTCモードは市街地・郊外・高速道路の走行を平均的な時間配分で組み合わせた国際的な測定方法で、実際の使い方次第で数値が変動する前提の指標だという点は押さえておく必要があります。
【実体験】納車3週間・約300km走行時点の実燃費は約10.3km/Lだった


計測条件
数値だけを見ても条件が分からなければ参考にしづらいと思うので、筆者の使用条件も併せて公開します。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 走行距離 | 約300km(納車から約3週間) |
| 実燃費 | 約10.3km/L前後 |
| カタログ値(WLTCモード) | 19.3km/L(日産公式スペックシートより) |
| 乗り方の傾向 | 街乗り中心、高速道路は月1回程度 |
| 積載・乗員 | 釣り道具約20kgを常時積載、乗車は基本1人 |
| 運転者の体格 | 身長約190cm |
目標としていた11km/Lにも届かなかった正直な実感
WLTCモードは街乗り中心の使い方では届きにくいことは事前に覚悟していました。
それでも自分の中では、実燃費で11km/L前後は狙えるのではと考えていましたが、3週間・約300km時点では約10.3km/L前後とその目標にも届いていません。
このデータはあくまで1回目の記録です。数値が伸びなかった理由については、次の見出しで要因ごとに整理します。
なぜカタログ値と実燃費に差が出るのか?考えられる4つの要因


要因1:e-POWERの発電・駆動の仕組み
日産公式の解説によると、e-POWERはエンジンを発電専用にし、モーターの力だけで走行する仕組みです。
エンジンが発電に徹する分、発進・停止の多い街乗りでは効率が伸びやすい一方、高速道路の巡航が中心のシーンでは燃費が伸びにくい傾向があるとされています。
筆者の使い方は高速道路が月1回程度と少なく、むしろ発進・停止の多い街乗り向きの条件のはずですが、それでも目標に届いていない点は、他の要因も重なっていると考えられます。
要因2:街乗り中心という使用環境
信号待ちや発進・停止が多い街乗りは、e-POWERが得意とする領域ではあるものの、エアコンの使用やちょっとした渋滞なども燃費を押し下げる要因になります。
要因3:積載量と体格と気温
筆者は釣り道具を常時約20kg積載しており、運転者自身も身長約190cmと体格が大きめです。
車両重量が増えるほど燃費が不利になるのは一般的な傾向で、積載量20kgという条件が、カタログ測定時の想定より重い状態を作っている可能性は十分にあります。
また、納車が7月と暑い日が続いているため、エアコンがフル稼働です。そのため、燃費が極端に悪くなっている可能性があります。
要因4:使用期間の浅さ(慣らし運転中)
納車からまだ3週間・約300kmという走行距離の短さも見逃せません。
一般的に新車はエンジンやモーター、各部の当たりが馴染むまでに一定の距離が必要とされ、この「慣らし」期間中は燃費が本来の性能より低めに出やすいとも言われています。
この点については、走行距離が伸びた後の再計測で数値がどう変化するかを、包み隠さず追跡していきます。
条件別に見る燃費の違い(街乗り/高速/エアコン使用/積載量)※継続計測中


現時点で計測できている条件とまだ未計測の条件
「条件別に燃費を分解した記事が少ない」という課題感から、筆者は今後、走行シーンごとの燃費差を記録していく予定です。
ただし正直に言うと、現時点ではまだ街乗り中心の合算値しか記録できておらず、高速単独・エアコン有無・積載の有無を切り分けた計測はこれからです。
| 走行条件 | 計測状況 |
|---|---|
| 街乗り中心(現状の主な走行環境) | 計測済み:約10.3km/L前後(約300km時点の合算値) |
| 高速道路中心 | 未計測:月1回程度の利用のため今後切り分けて記録予定 |
| エアコン使用時/未使用時 | 未計測:季節が進んだタイミングで比較予定 |
| 積載あり/なし | 未計測:釣り道具約20kgを降ろした状態との比較を予定 |
1ヶ月・3ヶ月・半年・1年後の再計測予定
このデータは1回限りのスナップショットにせず、1ヶ月・3ヶ月・半年・1年後にも再計測し、この記事を更新していきます。
季節による外気温・エアコン使用頻度の変化や、慣らし運転が終わった後の変化も含めて、ありのままに追記していく予定です。
口コミ・レビューから見るセレナC28の燃費傾向


筆者自身のデータだけでなく、他の情報源も確認してみました。
「14km/L前後」の厳しめの試算と「15〜20km/L前後」の好意的な口コミ、両方を紹介
セレナC28の実燃費について調べてみると、「カタログ比7割程度・14km/L前後」という慎重な試算と、「15〜20km/L前後」というやや楽観的な数値の2系統に分かれており、情報にかなり幅があることが分かります。
- くるまはっく「新型セレナ(C28)e-POWERの燃費は悪い?」:カタログ比7割程度、14km/L前後という慎重な試算を紹介
- 一部の口コミサイトでは、街乗り中心のオーナーを中心に15〜20km/L前後というやや高めの数値を紹介しているケースもあります
筆者の実測(約10.3km/L前後)は、この2系統のうちどちらの数値とも一致していません。
納車直後・街乗り中心・積載20kgという条件の重なりが、一般的な口コミの目安よりも厳しめの数値になっている一因だと考えられます。
燃費の口コミは記録している条件(走行距離・使用期間・乗り方)がバラバラなため、数値の幅が大きくなりがちです。一つの数字を鵜呑みにせず、自分の使い方に近い条件のデータを参考にすることをおすすめします。
ライバル車(ステップワゴン e-POWER/ヴォクシー・ノア)との燃費比較


同クラスミニバンのカタログ燃費比較
セレナC28と比較検討されることの多い同クラスミニバンのカタログ燃費もあわせて確認しておきます。
グレードや年式によって数値には幅があるため、あくまで目安として捉えてください。
| 車種 | WLTCモード燃費(カタログ値の目安) |
|---|---|
| セレナC28 e-POWER(ハイウェイスターV) | 19.3km/L |
| セレナC28 ガソリン車 | 13.0km/L |
| ステップワゴン e:HEV | 19.5〜19.8km/L前後(グレードにより差) |
| ヴォクシー/ノア ハイブリッド | 22〜23km/L台前後(駆動方式・年式により差) |
カタログ値だけで見ると、ヴォクシー・ノアのハイブリッドが最も優れた数値を示し、ステップワゴンe:HEVとセレナC28 e-POWERはおおむね近い水準です。
ただし本記事で見てきたとおり、カタログ値と実燃費の差は車種によっても使い方によっても変わるため、カタログ値の差だけで優劣を判断せず、可能であれば試乗や複数のオーナーの実燃費データを確認することをおすすめします。
今のお車の下取り相場を知っておくと、乗り換え検討がしやすくなります。
燃費を少しでも良くするために試している工夫


e-Pedalを積極的に使う
筆者が実際に効果を感じているのがe-Pedalの活用です。
乗り始めの数日は感覚に慣れが必要でしたが、慣れるとアクセルを緩めるだけで減速でき、ブレーキを踏む回数自体を減らせます。
減速時にモーターで発電する仕組み上、こまめなブレーキ操作より回生の機会を増やせる乗り方だと感じています。
エアコンの使い方を見直す
エアコンは燃費に影響しやすい装備の一つと言われています。
筆者はまだ厳密な比較データを取れていませんが、今後はエアコンの設定温度・使用頻度を変えたときの燃費差も、条件別データの一つとして記録していく予定です。
- 急発進・急加速をできるだけ避ける
- e-Pedalで減速を意識する
- 不要な積載物は定期的に見直す(筆者の場合は釣り道具約20kgが常時積載のため、この点は今後の課題)
よくある質問


まとめ|継続更新していく実燃費レポート


納車3週間・約300km走行時点でのセレナC28 e-POWERの実燃費は、カタログ値19.3km/Lに対し約10.3km/L前後と、隠さずに言うとまだ目標には届いていません。
ただしこの差には、街乗り中心の使い方・積載量・使用期間の浅さといった複数の要因が重なっている可能性が高く、e-POWER自体の欠陥というより「今の使い方における結果」だと捉えています。
- カタログ値:e-POWER 19.3km/L/ガソリン車 13.0km/L
- 実燃費:納車3週間・約300km時点で約10.3km/L前後
- 差が出る要因:発電・駆動の仕組み/街乗り中心/積載量と体格/使用期間の浅さ
- 街乗り/高速/エアコン/積載量別のデータは今後も継続計測して更新予定
この記事は1ヶ月・3ヶ月・半年・1年後にも再計測し、条件別のデータとともに更新していきます。
アクセサリー選びや購入の経緯、納車までの流れ、日々の使い勝手についても、今後別記事でまとめていく予定です。




