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セレナC28に乗り始めてから、発進するたびに「あ、またe-Pedalのスイッチ押すの忘れてた」とパネルへ手を伸ばしていませんか。
パワースイッチを切るたびに設定がリセットされるこの仕様、筆者自身も納車後の日常運転の中で毎回同じ動作を繰り返すうちに「これって設定でどうにかならないのか」と気になり始めました。
- セレナC28でe-Pedalの設定が毎回リセットされる理由(仕様かどうか)
- e-Pedalの設定を「記憶」させる公式のメニュー操作手順
- 前期型・後期型でモード記憶の対応に差が出る可能性がある点
- 公式設定で解決しない場合に検討できる社外の自動ON化キット
この記事では、まず日産公式の設定手順を順を追って紹介し、それでも直らない場合の原因の切り分け方、最後に社外品という選択肢まで、実際にC28後期型に乗る筆者の視点で整理してご紹介します。
この記事を書いている人
- 車種:日産セレナC28 e-POWER ハイウェイスターV(車体色シルバー系、後期型)
- 2026年5月に予約、2026年7月に納車。C26前期型(走行距離13万km超)からの乗り換え
- 主な用途は通勤と釣り。街乗り中心で、釣り道具を常時約20kg積載
- 運転者の体格:身長約190cm。納車後からAmazon・Yahoo!ショッピングでアクセサリーを実際に購入し、随時レビューを更新中
納車から約3週間・約300kmを走行した時点での総合的な良かった点・気になった点は、以下の記事で詳しくまとめています。

なぜセレナC28はe-Pedalの設定が毎回リセットされるのか

結論から言うと、これは故障ではなくC28の仕様です。
C28のe-Pedalスイッチは、パワースイッチをOFFにするたびに自動的にOFFへ戻る設計になっており、次に乗車したときは毎回手動でONにし直す必要があります。
筆者自身、通勤で毎朝乗り込むたびにこの動作を繰り返しており、慣れるまでは「あれ、今日はまだONにしていなかった」と発進直後に気づくことが何度かありました。
e-Pedalとe-Pedal Stepの違い(軽い基礎知識)
「e-Pedal」は、アクセル操作だけで加減速からブレーキの補助までを行える日産の運転支援機能の総称です。
C28に搭載されているのは、その中でも「e-Pedal Step」という仕様で、アクセルを緩めると強めの減速がかかる点は共通しますが、完全停止の直前は最終的にブレーキ操作が必要になる位置づけとされています。
この「最後はブレーキが要る」という点は誤解しやすいポイントなので、あとで改めて詳しく触れます。
C27型との違い(e-Pedalの効き方とパワーOFFで自動OFFになる点)
先代のC27型のe-Pedalは、アクセル操作だけで完全停止まで対応していましたが、C28に搭載されている「e-Pedal Step」はクリープ速度程度までの減速にとどまり、完全に止まる直前は最終的にブレーキ操作が必要になる点が異なります。
なお、「ECOモードに切り替えるとe-Pedalスイッチが自動的にONになる」といった連動仕様がC27にあったという情報も一部で見かけますが、これは筆者が明確な一次情報で確認できておらず、他モデル(アリア・キックス・ノート等)の仕様と混同している可能性があるため、本記事では断定を避けます。
- C27:e-Pedalはアクセル操作だけで完全停止まで対応
- C28:e-Pedal Stepはクリープ速度までの減速にとどまり、最後はブレーキ操作が必要
- C27・C28共通:パワースイッチOFFのたびにe-Pedal(スイッチ)は毎回OFFへ戻る
C27オーナーからC28に乗り換えた方ほど「最後まで自動で止まると思っていたのに」と違和感を覚えやすい仕様変更と言えそうです。
e-Pedalの設定を「記憶」させる公式の手順

実はC28には、e-PedalスイッチのON状態そのものを次回起動時にも引き継げる「モード記憶」という設定項目が用意されています。
これをONにしておけば、毎回スイッチを押し直す手間そのものを減らせる可能性があります。
アドバンスドドライブアシストディスプレイでの操作手順
設定はメーター内のアドバンスドドライブアシストディスプレイから行います。日産公式のFAQページで案内されている手順は以下の4ステップです。
ステアリングのスイッチでアドバンスドドライブアシストディスプレイを操作し、「設定」メニューを表示します。
設定メニューの中から「運転支援」の項目を選択します。
運転支援メニューの中から「e-Pedal」を選び、詳細設定を開きます。
「モード記憶」の項目をONへ切り替えれば設定は完了です。
メニューの階層名はソフトウェアのバージョンによって多少表記が異なる場合があるため、見当たらない場合は次のH2-4も参考にしてください。
設定後、本当に記憶されているか確認する方法
設定を変更したら、その場で終わらせず実際にパワースイッチを一度OFFにしてから確認するのがおすすめです。
- e-Pedalスイッチを一度ONにする
- パワースイッチをOFFにして車を降りる(数分程度でよい)
- 再度パワーオンし、メーター内のe-Pedal表示灯(インジケーター)がONのままかを確認する
ここでインジケーターがOFFに戻っていた場合、モード記憶の設定自体が反映されていないか、後述する非対応の可能性が考えられます。
愛車は対応してる?前期型・後期型での違い

今回いろいろ調べていく中で気づいたのが、このモード記憶の案内が前期型・後期型で扱いが異なる可能性があるという点です。
ここは競合の解説記事でもあまり整理されていない部分だったので、分かる範囲で整理しておきます。
マイナーチェンジ(2026年2月12日)前後での対応差
セレナC28は2026年2月12日にマイナーチェンジを受けており、この前後で「前期型」「後期型」と呼び分けられています。
確認できる公式情報の中には、モード記憶に関する案内が後期型を対象とした表記になっているものがあり、前期型でこの項目自体が表示されるかどうかは断定できません。
| 区分 | 前期型(〜2026年2月) | 後期型(2026年2月〜) |
|---|---|---|
| e-Pedalスイッチの毎回リセット | あり | あり |
| モード記憶の設定項目 | 非公式情報では未確認 | 日産公式FAQで案内あり |
| 判別のポイント | 2026年2月12日より前に納車 | 2026年2月12日以降に納車 |
前期型オーナーの方は、まず一度H2-2の手順でご自身の愛車のメニューに「モード記憶」の項目が表示されるかどうかを直接確認してみることをおすすめします。
自分の型式・年式・グレードを確認する方法
筆者自身の車両は、2026年5月に予約、2026年7月に納車されているため、マイナーチェンジ後の後期型に該当します。
型式の末尾の細かな表記まで正確に知りたい場合は、車検証に記載されている型式を確認するのが最も確実です。
前期・後期の判別だけであれば、型式を調べるよりも納車日が2026年2月12日より前か後かで判断する方が分かりやすいでしょう。
ディーラーの注文書・納車書には契約日・納車日が明記されています。手元に残っていない場合は、購入したディーラーに問い合わせれば型式込みで教えてもらえます。
設定してもうまくいかない時に確認すべきポイント

手順通りに操作したはずなのにメニューが見つからない、または設定しても記憶されない場合は、以下の原因が考えられます。
メニュー項目が見当たらない場合に考えられる原因
- 前期型で、そもそもモード記憶の項目自体が用意されていない
- メーター表示システムのソフトウェアバージョンが古く、階層名や表示位置が異なっている
- グレードによって運転支援メニューの構成そのものが一部異なっている
- 操作の途中で別の項目に触れてしまい、設定が保存されずに戻ってしまっている
なお、NissanConnectを契約していなくても、メーター内の基本的な運転支援設定は独立して操作できます。
筆者自身もNissanConnectは現時点で契約していませんが、速度支援などのクルーズ機能は問題なく使えているため、契約の有無はモード記憶の可否とは基本的に関係が無いと考えられます。
それでも解決しない場合は、無理に自己判断で設定をいじり続けず、一度ディーラーに確認するのが確実です。
バッテリー交換・ソフトウェア更新後に設定が消えることもある
一度モード記憶をONにできても、その後また毎回OFFに戻る状態に逆戻りすることがあります。
よくあるきっかけとして、補機バッテリーの脱着・交換や、点検時のメーターソフトウェア更新が挙げられます。
これらの作業では車両側の記憶情報が一度リセットされる場合があるため、点検・整備の後にe-Pedalの挙動が変わったと感じたら、まずはH2-2の手順で設定を再確認してみてください。
- ディーラーに問い合わせる際に伝えると良い情報(1):型式(前期・後期の別)
- ディーラーに問い合わせる際に伝えると良い情報(2):納車時期
- ディーラーに問い合わせる際に伝えると良い情報(3):症状が出たタイミング(点検・バッテリー交換の直後かどうか)
この3点を先に伝えておくだけでも、電話や来店時の原因切り分けがかなりスムーズになります。
公式設定で解決しない場合の対処法|自動ON化キット

公式のモード記憶設定が使えない、または設定してもうまく機能しない場合は、社外品による対処法も選択肢になります。
実際に、みんカラや価格.comの口コミ掲示板を見ても、「毎回OFFに戻るのが面倒」という声は少なくなく、対処法として社外の自動ON化ハーネスを取り付けたというオーナーの投稿が複数見つかりました。
自動ON化ハーネスの仕組みと価格帯の目安
この手のパーツは、車両側の配線にカプラーオンで割り込ませるタイプが主流です。
パワースイッチをONにしてから約10秒後に自動でe-Pedalスイッチがオンになる仕組みのものが一般的で、モード記憶の設定を待たずに実質的な悩みを解消できます。
- 価格帯の目安:6,000円台〜1万円台前半程度(製品・販売店により差があるため、購入前に最新価格の確認が必要)
- 取り付け方式:既存カプラーへの割り込みが基本、車体への加工は不要な製品が多い
- 効果:パワーオンから一定時間後に自動でe-Pedalスイッチがオンになる
導入する前に、メリットとデメリットの両方を押さえておくと判断しやすくなります。
- メリット:モード記憶の対応可否に関わらず使える(前期型でも導入できる可能性がある)
- メリット:スイッチの押し忘れそのものがなくなる
- デメリット:社外品を車両配線に接続するため、保証・車検への影響を自分で確認する必要がある
- デメリット:常にe-Pedalが自動でONになるため、あえてOFFで乗りたい日にはスイッチを手動でOFFにする一手間が発生する
実際に販売されている、セレナC28専用のe-Pedalスイッチ自動ON化ハーネスの一例です。
| おすすめポイント |
|
|---|---|
| 購入先 |
DIY取付の難易度・注意点(ディーラー施工可否、保証への影響に触れる)
カプラーオン方式の製品は、配線をカットする必要がなければDIYでの取り付けも比較的難しくありません。
製品ページで前期型・後期型それぞれに対応しているか、購入前に必ず確認します。
付属の取扱説明書に沿って、割り込ませる対象のカプラーをステアリング周辺やパネル裏から探します。
既存の配線を傷つけないよう注意しながら、ハーネスを間に割り込ませて接続します。
パワーオンから約10秒待ち、e-Pedalインジケーターが自動で点灯するか確認します。
ただし、電装系への加工はメーカー保証・ディーラー保証への影響が懸念されるため、作業前に必ずディーラーへ確認しておくことをおすすめします。
配線作業に自信が無い場合は、無理にDIYせずカー用品店や整備工場に依頼するのも一つの選択です。
e-Pedalを使うメリットと注意点(オーナー実体験)

ここまで設定方法を中心に紹介してきましたが、そもそもe-Pedalを積極的に使う価値があるのかも気になるところだと思います。
ワンペダル操作に慣れると減速操作が楽になる(オーナー実体験)
筆者自身、納車から約3週間・約300kmを走行した時点で感じたのは、e-Pedalに慣れるとブレーキを踏む回数そのものが減るという実感でした。
C26前期型からの乗り換えということもあり、最初はアクセルを緩めただけでかかる減速の強さに戸惑いましたが、慣れてくると街乗りでの発進・減速がかなり楽に感じられるようになりました。
信号の多い通勤路や、釣り道具を約20kg積んだ状態でのストップ&ゴーが多い場面では、この楽さのメリットを特に実感しやすいと感じています。
- 右足をアクセルとブレーキの間で頻繁に往復させる回数が減る
- 渋滞のノロノロ運転でも、細かいアクセル操作だけで速度をコントロールしやすい
- 慣れるまでは減速が強く感じられ、同乗者から「カックンとなる」と言われることもある
e-Pedalを含めたC28の使い勝手・乗り心地全般については、以下の記事でより詳しくレビューしています。

停車時は必ずブレーキが必要という注意点(誤解防止)
ここで誤解しやすいのが、e-Pedalだけで完全に停止・停車できるわけではないという点です。
C28のe-Pedal Stepは強めの減速までをアシストする機能で、最後に完全に止まりきる・その状態を維持するには、通常どおりブレーキペダルを踏む操作が必要です。
「アクセルだけで運転が完結する」と思い込んでしまうと、渋滞時や坂道発進などで戸惑う場面が出てくるため、この点は納車後早めに理解しておくことをおすすめします。
停車を維持したいとき(信号待ち・渋滞・坂道発進の直前など)は、e-Pedalの減速に任せきりにせず、最後はブレーキペダルを踏んで完全に停止・保持する習慣を付けておくと安心です。
なお、筆者自身は納車3週間時点の実燃費が約10.3km/L前後で、カタログ値(WLTCモード19.3km/L)はもちろん、筆者が当初目標としていた11km/Lにもやや届いていません。
e-Pedalの活用度合いと燃費の関係についても継続して記録している最中で、詳しい実測データは以下の記事にまとめています。

よくある質問

まとめ|まず公式設定を試し、ダメなら社外品も選択肢に

セレナC28のe-Pedalが毎回OFFに戻るのは故障ではなく仕様で、後期型であればメニューの「モード記憶」設定で改善できる可能性があります。
前期型や、設定してもうまくいかない場合は、原因の切り分けを行ったうえで、社外の自動ON化キットという選択肢も検討する価値があります。
どちらの方法を選ぶにしても、まずは自分の愛車が前期型か後期型かを確認することが、遠回りせずに解決するための最初の一歩になります。
- e-Pedalスイッチが毎回OFFに戻るのはC28の仕様(故障ではない)
- 公式手順は「設定」→「運転支援」→「e-Pedal」→「モード記憶」をON
- 前期型・後期型でモード記憶の対応に差がある可能性があり、断定できない
- 公式設定で解決しない場合は社外の自動ON化ハーネスも選択肢(保証への影響は事前確認を)
筆者自身も、まずは今の後期型でモード記憶の設定を維持しつつ、しばらく様子を見てみるつもりです。

